床組
基礎の部分にボルトが埋め込まれていたことに
お気づきでしょうか?
このボルトに基礎パッキンと呼ばれるパッキンを通し、
その上にあらかじめボルト用に穴の開いた土台を置いて
アンカーボルトを締めていきます。
こうすることによって基礎と土台がしっかりと緊結されます。
また、パッキンの隙間が基礎の内部と外部への
空気の通り道となり、床下に湿気がたまりません。
基礎の立ち上がりのない部分には、
床束という束を立ててその上に大引を乗せます。
土台・大引の上に床根太と呼ばれる材料を組んで、
その間に断熱材を金物で引っ掛けて敷き込みます。
(浴室と玄関は断熱材を敷き込みません。)
断熱材を敷き詰めたら、上に構造用合板を設置します。
ジャスト&フィット3階建ては、
枠組壁工法と呼ばれる工法で、
床構造は根太の上に厚さ15㎜の構造用合板を直接固定し
床全体を一体化することで
地震に対しての強度を高めた剛床としています。
次回はいよいよ壁組です。
建物全体の骨組みが見えてきますよ!!
(by:bird)